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4/12 授業の進度

さて、ブログの目的がそもそも大学院の生活がどのようなものか想像していただけるようなものにすることでした。とりあえず、ヴァリアンの教科書とかがスタンダードなのでヴァリアンを例にとります。

まず、講義の進度ですけど、だいたい1回の講義で1.5チャプターから2チャプター進みます。まぁ、チャプターて言っても、ページ数にばらつきがあるので、ページ数でいうと30ページから40ページです。 普通の学部の授業とは違いますね。まぁ、学生にレベルを合わせる授業と、達しなければならないレベルに学生を合わせさせる授業の違いですね。数学も容赦なしで使います(笑) 私は、「きっと進んでも1チャプターと次のチャプターの紹介くらいだろう」と思って予習していたら、それ以上に進んで、久しぶりにあせりました(^_^;)特に利潤最大化の十分条件である半負値定符号の話と 多変数の場合のテーラー展開の話でヒヤッとしました。一回だけ2変数の場合のテーラー展開を使って、半負値定符号が最大化の十分条件になるって説明を読んだことがあったので、なんとか思い出して理解しましたけど、 まったく予習してないで、あんなのがだされたら、授業中パニックですね(苦笑)覚えなくてもいいから、1回やっておくってのは重要ですよ。あと、その式の直感的理解も1回聞いているだけで違いますね。それで、いざって時に思い出せます。

英語力と数学力は学部のうちに身につけておくことをお勧めします。大学院でやってもいいと思いますけども、学部のうちに集合論(表記方法と意味、凸集合とか)、微分や最適化はきちんとしてきた方がいいですね。ちなみに、ヴァリアンはそんなにレベルが高いものではないので、研究者として活躍したかったら、このレベルは最低限習得しなければならない必要なレベルです。 正直に言って私にはこのくらいがちょうどいいですね。めっちゃ面白いって感じてます。でも、ここで満足せずにもっと高いレベルを目指して頑張らないといけませんね。もっと勉強します!!! では、今日はこのくらいにしておきます。もっと授業を受けてみて、さらにわかったことがあったらどんどん書いていきますね!


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